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単振動のイメージができたときは爽快でした

1-3 「単振動の応用問題」の質問感想
応用解法編3講目・単振動の応用問題の質問と感想を。

(質問)
例4を解き終わった後の、40分37秒で出題された練習問題で、
「x=7.5dでスタートしたグラフを書け」という問題なのですが
41分27秒から始まるグラフの描写で横軸(時間軸)の目盛りを
T.2T.3Tと取っています。
そしてx=7.5dから手を離し、x=-5.5dに到着する時間がT、
次にx=-5.5dからx=3.5dに到着する時刻が2T
そして最後に止まる時間が3Tということなのですが
ここがよくわかりません。

周期というのは行って帰ってくる時間なので
x=7.5dから手を離し、x=-5.5dに到着する時間が(T/2)、
次にx=-5.5dからx=3.5dに到着する時刻がT
そして最後に止まる時間が(3T/2)と考えてしまいました。。

(感想)
例2の慣性力が振動中心をずらす問題で、
振動している最中につりあいの位置が変わるとき、振幅の最大値を求める
という問題は、取っ付き辛いところがありました。
振動中の物体の位置によって、新しい振動の振幅が変わる
というイメージを構築するのに
中々骨が折れました。

しかしながら最も悪戦苦闘したのは例題5の万有引力問題です。
球に一様にプラスの電荷が帯電していて、ある一部分に電子をおいたときに
電子と、プラスの電荷が一様に帯電している球の中心間距離を半径とした
文字通り電子の内側に存在している球だけが、電子に影響しているので
その球に含まれている電荷を球の中心に寄せて、一つにまとめた点電荷と見て
クーロンの法則で計算してあげればよい。
という説明から重力の説明に飛んだところは
思考回路がショート寸前、いますぐ逃げたいよ という感じでした。
何回かくり返し聞いて、理解できたときは爽やかな気分に成りましたが(笑

同様に例題5の(1)でMとM'を定式化するところに
密度ρがさりげなくでてきたところも難しかったです。
問題文に書かれていない、ρという密度を自分で持ち出すのはかなり厳しいだろうな
と思ったので演習を積んで手馴れておく必要があると痛感しました。

 真 / 2006年 12月 6日 15:42

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