応用解法編の波動分野その3にあたる
時間遅れを含むドップラーー効果を受講しましたの感想と質問の程を。
(感想)
今回は比較的楽に受講できたと思います。
動くものが多くて、これといった特徴もないのでグラフを考える
という発想は、数学の確率分野等でも度々顔を出す考え方なので
まったく関係のなさそうな確率と波動で、アイデアがハモるなんて面白いなぁとおもいました。
基本編のドップラー効果を受講した際に
例4の問題で円運動しているドップラー効果を扱われていましたが
例4でもx-tグラフが登場していました。
力学はv-tグラフなのに対して波動はx-tグラフで規則性を見抜き
力学は和をとることで内力が消え、波動では比を取ることで現象が理解しやすい
というマクロ的な対立がまた面白いですね。
(質問)
復習していて思ったのですが
反射板が動く場合のx-tグラフはどう考えたらよいでしょうか?
1分5秒頃から始まる例で、音速をVとして
振動数f(0)の波源が右向きにvで動き、距離Lのところの反射板がuで左向きに動いていますが
これをx-tグラフで書いて、反射なのだから折り返しを利用しようと考えたときに
ちょっと困ったことがおきてしまいます。
x=-(v+u)t+2Lの線を考えて折り返したとしてもうまくいきませんし・・・
よろしければご解答していだたけると幸いです
真 / 2006年 12月 18日 16:18 [ 編集 ]
やり直してみたのですが、以前、コメントしたのは間違いで、鏡像を考えるのは無理みたいです。
波源がT秒間音を出したときに、受け取る反射音の継続時間から振動数を求める場合を、グラフを使って解いた解答をPDFファイルにしましたので、参考にしてください。
http://rikasougou.com/zu1.pdf