1-5 「光波の干渉(くさび型薄膜・単スリット)」への質問感想(済)
応用解法編の波動分野その1
光波の干渉のくさび型・単スリットを受講しましたので質問と感想を書き込みいたします
(質問)
多スリットの弱めあいの条件を考える問題が30分10秒から始まりますが、
36分20秒頃に縦軸を光の強度、横をsinθとしてグラフを書かれています。
このグラフを見ると光の強度0の点は対称性も鑑みて
sinθ={λ/(8d)},{λ/(4d)},{λ/(2d)},{3λ/(4d)},{7λ/(8d)}の5個になっていますが
これって計算をすると7個にならないでしょうか?
8スリットの弱めあいは (感想) くさび型の問題は30分くらいの収録でしたが 最初の導入で(1)と(4)の光を無視するという説明は大変興味深かったです。 真 / 2006年 12月 14日 16:48 [ 編集 ]
(あ)1と5のスリットが弱めあう条件
(い)1と3のスリットが弱めあう条件
(う)1と2のスリットが弱めあう条件
に大別でき、
(あ)⇔4dsinθ=(λ/2).{(3λ)/2},{(5λ)/2}.{(7λ)/2},..
⇔sinθ={λ/(8d)},{(3λ)/(8d)},{(5λ)/(8d)},{(7λ)/(8d)}
(い)⇔2dsinθ==(λ/2).{(3λ)/2},...
⇔sinθ={(2λ)/(8d)}.{(6λ)/(8d)}...
(う)⇔dsinθ=λ/2...
⇔sinθ={(4λ)/(8d)}
となり、0
くさび型の応用問題、つまり練1ですけど、これが難しかったです。
「2つの反射波において光路差が0の点を仮定する」というのがポイントだということで
これは手慣れていないと解けないなと痛感しました。
ここを理解するのに立体を作って回してみたりと、200分は時間を掛けた感じです。
こういう話は中々本で説明されていないのでとてもありがたいです
8スリットの弱めあいについて
講義を確認しましたが、真さんのご指摘の通り、2次以上の弱めあいを考慮するのを忘れていました。
弱めあいは7箇所出てきます。
講義を修正しておきます。