さて、第10講 薄膜の干渉・光ファイバーを聴きました。
今回の講座ではいろんなテーマが次々に出てきて、
それぞれの繋がりはどうなっているのだろうかと、考えました。
「屈折の法則」のところでは、山、谷という波面が実際にあるのであって、
青い線の光線(射線)があるのではない、と教えてもらいました。
今まではある幅をもった光線と思っていました。(目からウロコ)
「反射を含む干渉」のところでは、屈折率の大きい方から小さい方に
向かう場合は自由端反射で、逆の場合は固定端反射であるという理由は
高校の物理の範囲を超えてしまうんですね。
ところで、屈折の法則では、全反射するには、屈折率の大きい方から小さい方に
向かう場合ですが、
「反射を含む干渉」のところの図説で、屈折率の小さい方から大きい方に
向かっても全反射してくるのですか?
あっちゃん
あっちゃんさんへ
田原です。
いつもありがとうございます。
> さて、第10講 薄膜の干渉・光ファイバーを聴きました。
> 今回の講座ではいろんなテーマが次々に出てきて、
> それぞれの繋がりはどうなっているのだろうかと、考えました。
>
> 「屈折の法則」のところでは、山、谷という波面が実際にあるのであって、
> 青い線の光線(射線)があるのではない、と教えてもらいました。
> 今まではある幅をもった光線と思っていました。(目からウロコ)
これは、多くの人が誤解しています。
> 「反射を含む干渉」のところでは、屈折率の大きい方から小さい方に
> 向かう場合は自由端反射で、逆の場合は固定端反射であるという理由は
> 高校の物理の範囲を超えてしまうんですね。
そうなんです。何とか説明したいのですけど、今のところうまくいっていません。
> ところで、屈折の法則では、全反射するには、屈折率の大きい方から小さい方に
> 向かう場合ですが、
> 「反射を含む干渉」のところの図説で、屈折率の小さい方から大きい方に
> 向かっても全反射してくるのですか?
屈折率の小さいほうから大きいほうに向かう場合は、入射角のほうが、屈折角よりも大きくなるので、入射角を大きくしていくと、屈折角が境界と平行になる前に、入射角のほうが90度になってしまいます。
そのため、全反射が起こりえません。
全反射が起こるときは、必ず屈折率の大きいほうから小さいほうへ入射することになります。