電流の作る磁場
B=μ0・I /2πr
B=μ0・I /2r
B=μ0・I・N /l
はどのように導かれたんですか?
磁石の近くを運動する荷電粒子は、磁場からローレンツ力を受けます。 ということは、磁石は、運動する荷電粒子から反作用を受けるはずです。
このようにして、ローレンツ力の反作用を考えていくと、
ビオ・サバールの法則というものを導くことが出来ます。
これは、運動する荷電粒子が作る磁場を表す法則です。
ビオ・サバールの法則を積分していくと、電流が作る磁場を求めることが出来ます。
上記の「電流が作る磁束密度」は、ビオ・サバールの法則によって導出することが出来ます。
ただ、高校物理の範囲を超えているので、通常は、電流の作る磁場の3つは、法則の出発点として、おぼえてもらうことにしています。