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電場とクーロン力の違いについて

お世話になります。
初歩的な質問で申し訳ありませんが、電場というものが未だにイメージできません。

必修物理のP115 例題70 の解説&解答(1)ですが

 電場を調べるために、C点に1(C)の電荷を置き、働く力を調べればよい。
 A点の電荷から受ける力の大きさをEA 、B点の電荷から受ける力の大きさをEB・・・

とありますが、ここでの 力の大きさをEA という言葉の解釈にいつも止まっております。
電場とクーロン力を混同していると思いますが、どうも納得できません。


重力との対応関係で考えれば分かりやすいかもしれません。

重力 F=mg : gは、重力場

重力場gを調べるために、1kgの物体を持ってくると、その物体にはたらく力は、

F=1・g=g

となります。

ここから、「重力場gは、1kgに働く力」という言い方もできます。


電場でも、同じことをやってみます。

静電気力 F=qE : Eは電場

電場Eを調べるために1Cの電荷を持ってくると、その電荷にはたらく力は、

F=1・E=E

ここから、「電場Eは、1Cに働く力」という言い方もできます。

いかがでしょうか?

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