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波動2-6(ドップラー効果)への感想(真さん)

無事、スケジュールに追いつくことが出来ました。
真です。波動最終のドップラー効果を読み終わりましたので
報告のメールを送信いたします

[感想]
「f=V/λから振動数が変化するドップラー効果が起きるとき
Vが変化する現象とλが変化する現象とでは物理現象が違う」
という説明が後になって結構じわじわと効いて来た気がします。
というのも最後の例4の、波源が円運動するタイプの問題で
(1)の振動数が最小になるときは観測者の速度成分が
一番観測者から遠ざかる方向に働くとき
という説明が三回くらい聞きなおしてもよく解らなかったのです。
だけれども基本に忠実にf=V/λからfが最小なら相対音速が最小になるか、
波長が最長になるかしかなく、観測者が止まっているなら波長が最長になるしかない
だったら確かに観測者への速度成分が一番遠ざかるときに最長だな
と発想が繋げられたのです。納得できたとは結構嬉しかったです。

振動回数保存というものは言われてみれば当たり前だけれども
いざ例2の(3)で使いこなせたかというと、自力では無理だったので
ここは鍛えなおさないといけないなと思いました。

うなりの必修物理のところで波動関数を合成して和積でまとめて
2Acos項の1周期にうなりが2回生じるから・・という説明は面白いです
感覚的に理解できるだけでなく数学的に立証されるとより理解が深まります。

ドップラー効果の際に振動数を音速と波長で追う方法はばっちりだと思うのですが
余裕が出てくると余分なことまで考えるのが性分みたいでして、
ドップラー効果の振動数を周期と音速で追い
観測者の観測する音の周期の逆数を取って振動数を求める
という方法も場合によっては解くことが可能なのかな? なんて思いました。
楽しそうなので適当な設定を作って解いてみようかと思います。

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