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記述式解答の書き方

東大や東北大などの大学では、「完全記述式の解答」を要求します。

通常の「記述式」が、答だけを解答欄に書けばよいのに対し、「完全記述式」は、途中の考え方や式も書かなくてはなりません。

慣れていないと、必要以上に書いてしまい、時間を大きくロスしてしまいます。

必要最低限のことを書くことをマスターしましょう。

では、何が必要最低限か?

基本のフォーマットは、次の通りです。

(1)未定義の文字を定義する。(例 : 求める速度をvとおくと)
(2)法則名 (例 : 力学的エネルギー保存則より)
(3)式 (例 : 1/2mv^2=mgh)
(4)答 (例 : v=√2gh)

これだけで十分です。途中の計算式などは必要ありません。

微積分を使って解いていると、運動方程式から力学的エネルギー保存則を導くことがあります。
でも、その過程はすべて書く必要はありません。

計算の結果、出てきた式だけを、「エネルギー保存則より」と書いて、示せばよいのです。

完全記述式の解答を練習するには、模擬試験の解答をまねて書くという方法がおすすめです。
模擬試験の解答は、完全記述式のフォーマットに沿って書かれていますので、それを見ると、どのくらい書けばよいのかが、分かります。

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