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類題を解こう!

予備校でよく聞かれる質問に、

「テキストを何回もやったほうがよいですか?」

というものがあります。

今日は、この質問について考えてみようと思います。


予備校のテキストというのは、「頻出問題」を並べたものになっています。

ですから、それを完璧にマスターすれば、
ほとんどの大学で合格点を取ることができるのです。

ただし、「完璧にマスターすれば。。。」というところがポイントなのです。


マスターすべきは、頻出問題を解くための「考え方」や、「解法」なのです。

当たり前ですが、テキストの問題そのものではありません。

考え方や解法を理解するための例が、テキストの問題なのです。

つまり、予備校のテキストとは、
例(テキスト)を通して、
その向こう側にある「考え方」や「解法」を理解してもらう
ためにつくっているのです。

これができれば、他の問題であっても、解くことができるようになります。


物理の勉強がうまくいっていない人の中には、

「先生、テキストの問題を5回くり返したのですが、模試の問題は解けません」

というような人がいます。


よくよく聞いてみると、式の立て方を正確に理解していなかったり、
考え方を誤解していたりしていたりします。

このような人の問題点は、
自分がちゃんと理解しているかどうかが、
同じ問題ばかりを解いているため、分からないということなのです。

ですから、僕は、2回ほど解いて、解法をマスターしたと思ったら、問題集など
から、類題を探して解くことをすすめています。

そこで、本当に理解していたのかどうかがチェックできます。

類題をすらすら解けたときは、うれしいですよね!

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