志望大学に合わせた対策
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みなさんは、すでに志望大学が決まっていますか?
「12月に入って、模試がどのくらいとれているかで決めよう」
なんて考えていると、受かるものも受からなくなってしまいます。
まずは、合格可能性は横においておいて、「行きたい大学」を決めましょう。
模擬試験の偏差値ではありませんよ。
行きたい大学です。
そしたら次に、赤本やホームページで、次のことを調べます。
とりあえず国立大学の場合で説明します。
○試験科目
センター試験で選択できる科目
2次試験で選択できる科目
理科総合A/Bなどは、使える大学と使えない大学があるので、要注意です。
○配点
各科目の配点、センター試験と2次試験との配分
○合格最低点
○出題形式
物理であれば、マーク式、記述式、完全記述式があり、
あとは、論述問題が出題されるかどうかをチェックします。
完全記述式の場合は、解答作成練習が必要になります。
これを、全科目について調べて、書き出しておきます。
完全記述式の解答を課されている場合は、
近くに解答作成を指導してもらえる人がいるかどうか、確認しておきましょう。
もしいない場合は、物理Web講座で、
「難関大のための記述・論述対策講座」を開講しますので、
そちらを利用するという方法もあります。
正しい「書き方」を知らずに受けるというのは
もったいないです。
記述式の書き方のおよその配点基準が分かる先生に
指導してもらうとよいでしょう。
○出題傾向
過去問を5年分くらい見直して、よく出題されているような
問題があるかどうかをチェックします。
「2体問題が多いな」「円運動が多いな」
可能であれば、難易度もチェックします。
全体における「難問」の占める割合を調べておくと、次に対策を立てるときに役立ちます。
ここまでが、基本情報の調査です。
志望大学にあわせて、はやめにやっておくと
有利ですよ。