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大学入試の物理の難易度は?どのくらい解ければいいの?



まずは、ゴールを明確にイメージしてみましょう。

あなたが大学入試の試験会場にいるとします。

試験官が問題用紙を配りました。

チャイムが鳴って試験が始まります。

あなたは、表紙をめくりました。そのとき、あなたの目に飛び込んでくる問題は、どのくらい難しいのでしょうか?

そして、その問題を何割くらい解ければ合格するのでしょうか。



目標を具体的にイメージしていると、そこへ到達するために必要なものが見えてきます。

物理の場合は、難関大学になるほど、問題の難易度が上がるため、合格点が低くなります。

難関大学では、合格者平均が5割以下、さらには、4割以下である大学も少なくありません。

問題にはたいてい難易度傾斜がつけてあるので、(1)から(6)まであるとすると、例えば、

(1)(2):やや易
(3)(4):標準
(5):やや難
(6):難

のようになっています。

後半の問題の方が配点が高いので、5割取るためには、(1)〜(4)までを得点することになります。

ということは、やや難、難の問題を解かなくても、多くの場合、合格ラインに達するのです。

ですから、まずは、標準的な問題を確実に取れるようになることが大切なのです。
そうなれば、合格者レースに加わることができます。

そこで、やや難の問題を1問解ければ、集団から頭一つ抜け出ることができるのです。

ですから、難関大学を志望するからといって、やたらと難しい問題を解く必要はありません。
まずは、標準的な問題を確実に解けるようになりましょう。

難問対策は、その後でも十分間に合います。


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