田原です。
僕がはじめて予備校で物理を教えはじめたのは10年前の9月の半ばでした。
なぜ9月か?
大学院を休学して、何か仕事をしよう!と思ったのが
9月だったのです。
とりあえず教育関係の仕事を探そうと、
電話帳をめくっていくつかの予備校に電話し、
「物理と数学を教えられるのですが、講師の募集ってしていませんか?」
と聞くという、何のコネも(戦略も)ない、あたって砕けろの就職活動?でした。
その中の1つから「履歴書を持って来てください」と言われて、面接に行き、
9月から「物理演習」という講座を週に2コマ、担当することになりました。
当時、その予備校にいた物理の先生は、
「入試は教科書の範囲から出題されるのだから、
教科書を徹底的にやれば大丈夫」
というタイプの人だったようです。
予備校に、高校とは違ったものを求めている生徒もいたのでしょう。
その先生が合わない生徒の行き場所もつくろうか、という意味で、
僕を雇ったのかもしれません。
(でも、今考えると、予備校でのキャリアが
ゼロの新人に、よくぞ授業をもたせてくれました。
感謝しています)
僕は、はじめの授業で、こう宣言しました。
「高校の教科書はほとんど読んだことがないし、
教科書を読んで、理解できたという記憶もない。教科書とは全く違ったやり方でやります。」
上位層を中心に、僕のやり方での
解法に変更することを決め、
20人くらいのクラスがスタートしました。
当時は教え方も、今から比べると洗練されていませんでしたが、
解けない問題は一緒に考え、答えられない質問は持ち帰って
翌週までに回答するようにして、とにかく一生懸命やりました。
結果、彼ら(彼女ら)の中から、
東大や東北大医学部などの難関大合格者がでて、
合格体験記に、
「田原先生の物理のおかげで合格した」と書いてくれる生徒が続出しました。
この体験は、予備校で物理を教えていく上で、大きな心の支えになりました。
同時に、受講生の努力があれば、
9月からはじめても十分間に合うということを実感しました。
「田原の物理」は10年間の間に、解法が洗練され、
物理法則を頭の中に体系化するまでの時間は、
最初に比べて大きく改善されています。
今の講義では、もっと早く「物理の考え方」を身につけられると思います。
現在の受験生向け講座は、
すべて、配信済みなので、
購入すると、すぐ最後まで勉強できます。
●10月から物理をはじめて間に合うか?
今まで、ある程度、物理をやってきた人なら、十分に間に合います。
頭の中にすでに入っているいろいろな式に、意味とイメージを与え、その使い方を
理解すれば、短期間で飛躍的な変化が現れることと思います。
●物理が苦手でどうにもならないけど、間に合うか?
「物理が苦手だ」と思っている人は、能力がないのではなく、
どうやって物理を
学んだらよいのかが分からない人だと思います。
今までと同じやり方でやっても、同じです。
ここで、やり方をかえれば、
皆さんの前に可能性が開けるかもしれません。
高校の物理がわけわからない、という人は、
公式を暗記して数値をあてはめていく高校物理を学んで、
何をやろうとしているのかが見えずに、
前へ進めなくなってしまった人ではありませんか?
「なぜ?」に対する回答が与えられないため、
そこで止まってしまっていたのでは
ありませんか?
「田原の物理」は、受講者のみなさんが抱いた疑問をちゃんと解決して、
前へ進めるようにします。
いままで回答した質問は、Q&Aにまとめて公開しています。
この膨大なQ&Aの量を見てください↓(わずか2年分です)
物理の疑問Q&A http://webkouza.com/qa
授業を受けて、分からないところはQ&Aを見て、それでも解決しなければ、
質問して解決する。
この仕組みを積極的に利用して勉強すれば、必ず前へ進めます。
一歩も動けなかったところから、前へ進みだすことができるのです。
一度、動き始めたら、後は速いです。
物理に興味が沸いたら、そのスピードは加速します。
そうなったら、3ヶ月で成績は飛躍的に伸びます。
そういう生徒を、毎年、何人も見ています。
あなたにも、そうなっていく可能性が十分にあると思います。
無料講座をやってみてください。