物理を、2次試験では使わず、センター試験だけで使う人の場合は、夏休みまでに一通りの対策を終えることを目指しましょう。
その場合のおすすめスケジュールは、次のようになります。
7月まで:物理Iの範囲を固める。
予備校の第1回マーク模試を受ける。
センター試験の過去問を1〜2年分解いてみる。
夏休み :物理Iの範囲の復習
センター特有問題を中心に、問題集で対策をする。
第2回マーク模試を受ける。
9〜11月:センター試験問題集を時間を測って解く。
見直しや、解答のチェック法を身につける。
冬休み :苦手分野があれば、冬期講習で克服する。
センタープレ模試を受ける。
新課程になって、新しく導入された「生活と電気」や、「エネルギー転換」などについての対策は、過去問を解いても十分にできないので、センター模試を必ず受けるようにしましょう。
センター試験特有問題というのは、選択肢形式だからこそ出題されるような問題のことで、第1問で出題される小問や、グラフ選択問題、正誤問題などで、2次試験対策をしていても解けるようになるとは限りません。マーク模試を受けてみて、点数が取れないようなら、専用の問題集を使って対策しましょう。
センター物理の問題を解き終わった後、答案を見直しする方法や、正誤をチェックする方法を身につけましょう。そうすれば、sin と cos を間違えたりするような単純なミスをなくすことができます。センタープレを受けるまでには、その方法を身につけて、最後の模試は、万全の体制で受けられるようにしましょう。
[参考サイト]
センター物理の無料解説