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最新記事【2007年10月12日】

前号では、志望大学の基本情報の調べ方を説明しました。

志望大学の基本情報を調べたら、
次に、自分の現在の位置からの距離を測ります。


(1)目標点の設定

合格最低点を参考に、目標点を設定します。
とりあえず、合格最低点+30点ほどでよいでしょう。


(2)各科目ごとの目標点を設定

合計値が目標点になるように、各科目の目標点を決めていきます。
得意科目は高めに、苦手科目は低めにしてもよいです。


(3)各科目ごとの対策

目標点が決まれば、次に対策を立てます。

問題の難易度と、目標点をにらみながら、
自分があと何をやれば、目標点まで
到達できるかを考えます。

たとえば、難易度の高い問題を捨てて、
標準問題だけしっかり取れれば、
目標点に達することができるのであれば、
難問は捨てて、標準問題集を繰り返しやるほうがよいでしょう。

近くに相談できる人がいれば、
過去問と目標点、模試の成績などをもって、
相談してみましょう。
各科目の勉強法について、
ゴール(目標)からみて
何が必要か、しっかり考えてみるとよいと思います。


(4)学習計画

各科目の対策を、日々の学習スケジュールの中に組み込みます。

無理のないスケジュールが良いと思います。
もともと無理があると、
できなかったときに嫌になってしまうからです。


ここまでやったら、あとは実行です。

情報を調べ、やるべきことを決めると、
モチベーションが沸いてきます。

目標は、「自分が決めたことをやりきること」です。

合否はときの運もありますが、
「自分の決めたことをやりきること」は、
運と関係なく、達成することができます。

合格に向けて、しっかり考え、
目標をみすえて
実行しましょう。


志望大学に合わせた対策
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みなさんは、すでに志望大学が決まっていますか?

「12月に入って、模試がどのくらいとれているかで決めよう」
なんて考えていると、受かるものも受からなくなってしまいます。

まずは、合格可能性は横においておいて、「行きたい大学」を決めましょう。
模擬試験の偏差値ではありませんよ。
行きたい大学です。


そしたら次に、赤本やホームページで、次のことを調べます。


とりあえず国立大学の場合で説明します。

○試験科目
 センター試験で選択できる科目
 2次試験で選択できる科目
 理科総合A/Bなどは、使える大学と使えない大学があるので、要注意です。

○配点
 各科目の配点、センター試験と2次試験との配分
 
○合格最低点

○出題形式
物理であれば、マーク式、記述式、完全記述式があり、
あとは、論述問題が出題されるかどうかをチェックします。

完全記述式の場合は、解答作成練習が必要になります。

これを、全科目について調べて、書き出しておきます。

完全記述式の解答を課されている場合は、
近くに解答作成を指導してもらえる人がいるかどうか、確認しておきましょう。

もしいない場合は、物理Web講座で、
難関大のための記述・論述対策講座」を開講しますので、
そちらを利用するという方法もあります。

正しい「書き方」を知らずに受けるというのは
もったいないです。

記述式の書き方のおよその配点基準が分かる先生に
指導してもらうとよいでしょう。

○出題傾向

過去問を5年分くらい見直して、よく出題されているような
問題があるかどうかをチェックします。

「2体問題が多いな」「円運動が多いな」

可能であれば、難易度もチェックします。

全体における「難問」の占める割合を調べておくと、次に対策を立てるときに役立ちます。

ここまでが、基本情報の調査です。

志望大学にあわせて、はやめにやっておくと
有利ですよ。

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