気柱や弦の証明で何故定常波が出来るのかというところが面白かったです。
(何故境界が自由端なのか、あるいは固定端なのかはまだわからないのですが)
端と端との距離をLとしたときに開口端が腹でありかつ閉口端が節に成るように
うまく正数Lを取ったとき、定常波ができて共鳴をして
弦の長さをLとして、L=(λ/2)×nを満たすときに定常波が生まれるのですね。
気柱や弦は任意のLについて定常波ができるのだとずっと思っていました。
「定常波が存在するような距離Lの条件を求めよ」みたいな問題があるかどうかはわかりませんが
∃Lに関する同値変形で考えられそうなので面白そうです。
後は比をとるというところが面白いですね。
力学では内力消去のときに和を取りますが、波動では比を取る
というところに面白みを感じます。
ドップラー効果の公式も分数比で提示されていますし。
次回と次々回は水面波とヤング干渉ですか・・・・
位相・同位相・経路差・光路差という言葉にイメージがわかなかったので
波動の中でも最高級に苦手なところですが目一杯がんばります。。
[誤植]
PDF版の波動第二講「定常波と反射波」で誤植があると思われます。
印刷用のページ番号p8の上から六行目、二つ目の点の部分で
「自由端が節になるということは、〜自由端の位置で〜」と書かれていますが
これは多分固定端の間違いではないかと思います。
では失礼します。